黄金の輝き放てず

いやEURO2004ギリシャがまさかの優勝しちゃいましたね。昨日は3−0でポルトガルが勝つ、という希望が大いに混ざったというか100%希望のみな予想をしちゃってましたが、前半を見ててもうこりゃムリだと泣きが入りましたわ。
試合を通して見てギリシャのマンツーマン、中盤のプレス、高い戦術意識、予想以上だった。物凄いチームとしての完成度だ。どんなにポルトガルが一方的に攻めてても点が入るとは思えずギリシャペースにしか見えなかった。一方的に攻めてるといってもサイドから無理に放り込むしかなくなってたし。こういう展開のときはセットプレーとかでギリシャがあっさり点取るんだろうなと思ってたら、案の定後半12分頃コーナーを得てそれがウソのように簡単に決まる。こういうチーム相手に先制点を取られたらもう苦しい。ルイコスタが交代で入ってからは少しリズムがよくなったけどギリシャの厚く高い壁を崩すことはできずそのまま試合終了。
これで03−04シーズンは終わりとなったけど、クラブでも代表でも重要なのは選手の名前じゃなくチームとしてのまとまりなんだということを思い知らされたある意味で痛快なシーズンだった。EUROも終わりこれから移籍市場が始まるけど油さんとかへの強烈な皮肉だよね。そんなこと全く気にせず選手を買い集めるんだろうけど。